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産官学連携シンポジウム
未来の食を創造する
「食品加工技術講演会」

農水産物の加工技術を高度化することにより,高品位,高付加価値商品の製造が可能になります.宮古島市では,下地空港利活用などで国内外から来客増加が予想され,またインバウンド対策からも高品位な食品製造への要求が生じると予想されます.
本講演会では,「食品高圧加工の概要及び地域特産農畜水産物加工への活用」をテーマに,山本和貴氏(国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構 食品研究部門 食品加工流通研究領域 食品品質評価制御ユニット長).「食品冷凍技術の基礎・応用,最新事情について」をテーマに,鈴木徹教授(東京海洋大学海洋科学部).「温度操作を利用した高付加価値商品の開発」をテーマに,工藤謙一氏(中央大学研究推進支援本部,前地方独立行政法人青森県産業技術センター八戸地域研究所所長),「沖縄県産農産物の特性を生かした加工技術開発」広瀬直人(沖縄県農業研究センター 上席主任研究員)の4人の講師が講演します.


日時:平成29年7月19日(水)  14:30 - 17:00
場所 : 沖縄県宮古合同庁舎講堂
招集範囲:食品製造企業,食品販売企業,飲食業,行政,各種団体,金融関係者.
主催 : 日本食品科学工学会 産官学連携委員会
共催 : 宮古島市,  日本食品科学工学会西日本支部
後援 : 宮古島商工会議所,日本トランスオーシャン航空株式会社, 株式会社フジ冷凍食品


次 第
14:30-   
開会挨拶 来賓挨拶
14:40-15:10 

演題1:「食品高圧加工の概要及び地域特産農畜水産物加工への活用」
講演概要:食品高圧加工では,微生物不活性化,澱粉・蛋白質の変性,貝類・甲殻類の開脱殻等が可能であり,熱加工品にない特徴ある食品を非熱的に製造できる。100~300 MPaでの中高圧処理,300~600 MPaでの高圧処理に分類され,中高圧処理では,牡蠣等の開脱殻,熱併用によるエキス製造が実用化し,高圧処理では果実野菜飲料,肉製品,惣菜等の殺菌手段として世界に広まっている。我々は,幾つかの地域と連携して,実用化に近い加工品の製造技術を開発しているので,更なる連携に向けて概要及び現状について解説する。
講師紹介:
山本和貴(国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構 食品研究部門 食品加工流通研究領域 食品品質評価制御ユニット長).
東京大学大学院農学系 研究科修了。博士( 農学) 取得。 農林水産省食品総合研究所, 農林水産省 農林水産技術会議事務局 研究調査官 ,などを経て現職.
専門分野:食品高圧科学 ,食品工学,澱粉科学,食品安全学 など.


15:10-15:40 
演題2:
「食品冷凍技術の基礎・応用,最新事情について」
今日、食品の冷凍技術は広域流通、海外への輸出入にとって欠くことのできない技術となっている。しかし、高品質な食品をそのまま冷凍し消費者のもとで最良の状態に復元するするには、システムとしての冷凍技術を理解し、運用しなければならない。すなわち凍結装置だけではなく、前処理、保管技術、解凍技術、様々な技術を組み合わせて、高品質な食品を消費者に提供できるのである。本講演ではその基礎と最新の応用事例、さらに宮古島産品に対する応用の可能性について解説する。
講師紹介:
鈴木徹(東京海洋大学 海洋科学部 教授)
東京大学大学院農学系研究科で博士(農学)の学位取得,東京水産大学助手,助教授,教授を経て東京海洋大学海洋科学部教授.日本で唯一の冷凍食品を専門に扱う研究室を主宰.テレビ出演多数. 
専門分野:食品の物理化学,食品工学,食品冷凍学など


15:40-16:10
演題3:「温度操作を利用した高付加価値商品の開発.青森県の事例紹介及び中央大学の地域貢献への取り組み紹介」
講演概要:青森県は3方海に囲まれていて水産資源が豊富である.マグロ,サバ,ホタテなどは特産品としてブランド化を進めている.また冷涼な気候を利用した農産物の生産が行われており,りんご,ナガイモ,にんにくなどは日本一の生産量を誇っている.しかし青森県は本州の北端に位置し大量消費地からは遠隔であるハンデを克服する為には,より高機能な商品作りが望まれている.今回,温度操作(特に低温操作)を利用して,シジミ,ながいも,サバなどの特産品の高機能化,高付加価値化を試みたので報告する.
講師紹介:
工藤謙一(中央大学研究推進支援本部,前地方独立行政法人青森県産業技術センター八戸地域研究所所長)
東京大学大学院工学系研究科で工学(博士)の学位を取得,東京大学大学院工学系研究科精密機械工学専攻助手,助教,北里大学獣医学部動物資源科学科教授,(地独)青森県産業技術センター弘前地域研究所,八戸地域研究所 所長を経て現職.
専門分野:食品工学,精密機械工学,農業機械学,農業情報工学など


16:10-16:40
演題4:「沖縄県産農産物の特性を生かした加工技術開発」
講演概要:沖縄県では亜熱帯性気候を生かして,色や香り,味に特徴を持った熱帯性農産物が数多く生産されている.しかし,消費地から遠隔であることや台風による出荷停滞など,様々な課題を有しているため,従来の青果物出荷に加えて,農産物が持つ特徴を生かした新たな加工技術開発が必要である.そこで今回は,当センターで進めている農産物加工技術開発について,マンゴーペースト,グアバケチャップ,ドラゴンフルーツ発泡酒等の成果を報告する.また,シークヮーサーの搾汁残渣を原料とした抽出酢など未利用資源利用技術についても報告する.
講師紹介:
広瀬直人(沖縄県農業研究センター 農業システム開発班 上席主任研究員)
大阪府立大学農学部卒業後,カゴメ株式会社研究員.大阪府立大学大学院農学研究科で博士(農学)の学位取得,沖縄県農業試験場(現農業研究センター)研究員を経て現職.
専門分野:食品化学,発酵化学など


16:40-
総合質疑
質疑応答が終わり次第,閉会の挨拶


  
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